2008年12月 6日

目覚めよドラゴン

今日は朝から雪模様。


市街地ではちらちらと降っている程度だが、ここいらはうっすらと
積もっている。


「温暖な瀬戸内海気候」などと社会科で学んだ気がするが
瀬戸内海に面しているはずの我が家のある地域に関しては
当てはまらないようだ...(ていうか雪国だ)。


こんなブチ寒い中、トチ狂ってサッカー観戦なんぞする馬鹿は
どこのどいつだ~い? ...... あたいだよぅ。


というのが、今日はJリーグの最終日。ちらつく程度の雪なら
中止になるはずもないので、完全防備で出かけたのだ。


サンフレッチェ広島VS徳島ヴォルティス。J2の優勝チームと
最下位のチームの対戦ではあったが、前半は0:0で接戦、
後半こそは3:0と広島が制したが、いい試合だったと思う。


この試合で後半の18分に登場した久保竜彦選手。
竜彦だからなのか「ドラゴン久保」という愛称もある...(安易)。


元日本代表フォワードで、日本人離れした打点の高い
ヘディングと強烈なシュートで「世界に通用する」ポテンシャル
を持ちながらも怪我に泣かされ続けていた選手だ。


サッカー選手はテレビのインタビューでよく喋る人が多いが
この久保選手は、「ええ」、「まあよかったです」くらいしか
喋らない。このとっても不器用で無骨なとこがいい。


現在の久保選手は、いつも控えで試合に出ないことも多く
出たとしても残り時間が僅かの時間帯だけ。


今日は少し早めの登場だったが、登場してきただけでスタンドは
盛り上がり、彼がボールを持っただけで、地鳴りのような歓声が沸く。


時々見せる、とんでもないシュートを期待するからだろう。


しかし、ドラゴンはボールを持ってもすぐに奪われたり
「今じゃ!蹴れーーー!」というタイミングでも足に重りでも
付けてるの?というくらい蹴れない。


「あーあ...」


そのたびにスタンドを深ーい溜息が包みこむ。
というよりそれを楽しんでいるフシもあるくらいだ。


まだ体調は万全ではないのか、試合勘がなかなか戻らないの
かも知れないが、今シーズン中そんな調子だった。


プロの試合を観るということは、一般人でもできるようなプレーを
見たいわけではなく、人並み外れた、度肝を抜かれるようなプレーを
見たいわけで、それに対しての対価(入場料)を支払っているのだ。


ただ、その対価以上のプレーを見られるチャンスはなかなかないし
そんなプレーヤーも数少ない。


ファンはドラゴンにそれを期待しているのだ。




見るからに寒そうな広島ビッグアーチ。寒くて風邪がぶりかえしそう。
20081206




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