肥満大国の行く末
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先日、運よくハワイに行く機会があった。
ハワイといえば「ワイキキビーチ」。
ダイヤモンドヘッドを望むそのビーチは
ハワイでも一番の人気スポットだ。
ビーチで遊ぶ客の大半は大陸からやって
きたアメリカ人。
彼らはリゾート地に来たら、アタフタせず
ゆっくりと時間を過ごすことに大変手慣れた
感じである。
のんびり日光浴をしながら読書。
この眩しい日差しの中よく本が読めるものだと
感心すらさせられる。
ただ.....老若男女、特に中年や老夫婦の人の
ほとんどが「肥満体」である。
米国において、肥満の人は出世に響くとか聞いた
ことがあるが....。
また、米国では所得層が高いほど肥満の人が少ない
とも聞いた。
ハワイにバカンスに来ているのだから、少なくとも
低所得者層ではないはずだ。
なのに....アメリカという国はどんだけ肥満がはびこって
いるのかと、思い知らされる。
肥満の原因は食生活に他ならない。
それはレストランのメニューを見れば明白だ。
日本のように「和食」といったような自国独特の
食文化がない米国はステーキ、ハンバーガー、ピザ
などが食生活の完全な主役となっている。
両親も子どももレストランでは巨大なハンバーガーと
大量のフライドポテトの乗ったプレートを目の前に
ばくばくと美味しそうに頬張り、砂糖たっぷりのコークで
ただでさえふっくらしたお腹に流し込んでいた。
事実、米国の肥満問題は深刻であり、米食品医薬品局
(FDA)は「抗肥満薬」を認可する見込みだという。
現在、米国の成人の3分の2近くが、過体重もしくは肥満に
該当している。
肥満の増加傾向がこのまま続けば、2030年には肥満関連の
医療費が、癌の5倍に当たる全体の20%近くに達すると予想
されているというではないか。
我々日本人はこのことをもっともっと知るべきであり、安易に
「美味しいもの」に飛びつかないよう、肝に銘じる必要がある。
「食べたい物を我慢するくらいなら生きる愉しみが無い」
よく聞く文句だが、病気まみれの晩年を迎えて「後悔」しても
取り返しはつかないのだ。
Annyeong.
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